
海外赴任、留学、ワーキングホリデー、海外大学への進学などを経て、日本への帰国を予定している人の中には、「転職活動は帰国してから始めよう」と考えている人も多いのではないでしょうか。
実際、海外にいる間は引っ越し準備や帰国手続きで忙しく、転職活動まで手が回らないこともあります。しかし、帰国後に転職活動を始めるのは、少し遅いかも知れません。
特に外資系企業やグローバル企業を目指す場合、帰国後に準備を始めると、良い求人を逃したり、英語面接対策が間に合わなかったりするケースがあります。
また、TOEFLやTOEICのスコアが高ければ有利だと思っている人もいますが、企業が本当に見ているポイントは別のところにあります。
実際のところ、転職活動は帰国する3〜6か月前から始めるのが理想です。
この記事では、帰国前から転職活動を始めるべき理由や帰国後の転職を成功させる具体的な方法などについてわかりやすく解説します。
転職活動は帰国予定日の3〜6か月前から

まず結論として、帰国後の転職活動は、帰国してから始めるのではなく、帰国前3〜6か月から準備を始めるのがおすすめです。なぜなら転職活動は思っている以上に時間がかかるからです。
求人探し、職務経歴書の作成、エージェントとの面談、書類選考、面接、条件交渉まで含めると、内定獲得まで2〜4か月かかることも珍しくありません。
さらに外資系企業の場合、面接回数が3〜5回になることもあります。そのため帰国後に動き始めると、「なかなか内定が出ない」「生活費が不安になる」などの理由から焦って希望条件を下げてしまうという状況に陥りやすくなります。
一方で帰国前から準備を始めれば、帰国直後に面接を受けたり、帰国後すぐに内定を獲得したりすることも可能です。
転職活動は早く始めた人ほど有利です。これは外資系転職でも例外ではありません。
なぜ帰国前から動くべきなのか

外資系企業は即戦力を求めている
外資系企業への転職を考える際、多くの人が英語力ばかりを気にします。しかし採用担当者が最も重視しているのは、英語力そのものではありません。
重視されるのは「入社後すぐに成果を出せるかどうか」です。
日系企業ではポテンシャル採用という考え方があります。入社後に育成する前提で採用されるケースもあります。しかし外資系企業はポジションごとの役割が明確です。
・営業職なら売上を伸ばせるか
・マーケティング職なら成果を出せるか
・経理職なら専門知識を活かせるか
そうした実務能力が評価されます。
例えばTOEFL100点を持っていても、仕事の成果を説明できない人は高く評価されません。反対にTOEFLのスコアがそれほど高くなくても、海外顧客との交渉経験やプロジェクト推進経験がある人は評価されます。
企業が採用したいのは「英語ができる人」ではなく、「英語を使って成果を出せる人」だからです。帰国前の段階で、自分の実績や経験を整理し、職務経歴書に落とし込んでおくことは非常に重要ですね。
良い求人は帰国前に埋まることがある
外資系企業の求人は、必ずしも長期間募集されているわけではありません。特に人気企業や年収アップが期待できる求人は、募集開始から数週間で採用が決まることもあります。
実際に転職エージェントへ相談すると、「その求人は先週までありました」という話を聞くことがあります。帰国後に求人探しを始めると、その時点で選択肢が減っている可能性があるのです。
また外資系企業は欠員補充のために採用するケースも多く、採用スピードが速い傾向があります。帰国前から転職市場の情報を集めておけば、
- どの企業が採用を強化しているのか
- どの職種に需要があるのか
- 自分の市場価値はどの程度なのか
を把握できます。この差は非常に大きいです。
帰国後に動く人ほど焦って失敗しやすい
転職活動で失敗する人の多くは、能力不足ではありません。準備不足です。帰国後に転職活動を始めると、収入がない状態になることがあります。
すると、「早く決めなければ」という心理が働きます。本来なら年収や仕事内容を比較して選ぶべきなのに、焦りから妥協してしまうのです。
結果として、
「思っていた仕事と違った」
「もっと良い求人があった」
と後悔するケースもあります。
転職活動は精神的な余裕が重要です。その余裕を作るためにも、帰国前から準備を始めることをおすすめします。
TOEFLは外資系転職で評価されるのか

TOEFLは英語力の証明になる
TOEFLは世界的に認知度の高い英語試験です。特に海外大学や大学院への進学経験がある人にとっては、英語力を客観的に示せる指標になります。
そのため履歴書や職務経歴書に記載する価値は十分あります。
採用担当者から見ても、一定以上の英語力があるという判断材料になります。ただし、ここで勘違いしてはいけません。
TOEFLはあくまでスタートラインです。スコアが高いだけで採用が決まるわけではありません。企業はその先を見ています。
TOEICとTOEFLはどちらが有利か
日本国内の転職市場ではTOEICの方が知名度は高いです。そのため求人票にもTOEIC○○点以上と書かれていることがあります。
一方で外資系企業やグローバル企業ではTOEFLの評価も高く、特に海外経験者の場合はプラス材料になります。ただし重要なのは資格の種類ではありません。
企業が知りたいのは、「実際に英語で仕事ができるか」です。
例えば、TOEIC950点、TOEFL105点というスコアがあっても、英語面接でうまく話せなければ評価は上がりません。逆にスコアが少し低くても、海外顧客との交渉経験や会議経験があれば高評価になることがあります。
外資系企業が本当に見ているポイント
外資系企業が評価するポイントは主に3つです。
・1つ目は実績。どのような成果を出したのか。
・2つ目は専門性。営業、マーケなどの専門スキルがあるか。
・3つ目はコミュニケーション力。英語で正しく伝えられるか。
つまり英語力だけで勝負するのではなく、仕事の実績と組み合わせることが重要なのです。
帰国後の転職活動を成功させるための3ステップ

ステップ1 :転職エージェントに登録する
外資系転職を目指すなら、まず転職市場を知ることが重要です。
JACリクルートメントなどのように、外資系企業やグローバル企業との強いネットワークを持っており、非公開求人も豊富なサービスを利用してみましょう。
まずは自分の市場価値を確認してみることをおすすめします。また、ロバート・ウォルターズやRIZAPなども併用すると選択肢が広がります。
ステップ2 :英語面接対策を始める
面接で落ちる理由の多くは英語力不足ではなく準備不足です。
転職理由や実績を英語で説明できるようにしておきましょう。想定質問を準備しておくだけでも結果は大きく変わります。
ステップ3 :ビジネス英語を実践レベルまで高める
英語に不安がある場合は、独学だけに頼る必要はありません。短期間で成果を出したいなら、プログリットのような英語コーチングを活用するのも有効です。
特に外資系転職では、英語学習と転職活動を同時に進める方が効率的ですよ。
まとめ

帰国後の転職活動は、帰国前3〜6か月から始めるのが理想です。TOEFLやTOEICは評価されますが、それだけで採用が決まるわけではありません。
外資系企業が見ているのは、実務経験、専門性、そして仕事で使える英語力です。
転職活動は準備の早さで結果が大きく変わります。帰国後に焦らないためにも、今から少しずつ準備を始めてみましょう。
💡 まずは【無料登録】で求人をチェック!
■ 外資系・グローバル転職に強い
⇒ JACリクルートメント
■ 外資系企業やヘッドハンターから高年収スカウトが届く
⇒ ビズリーチ
■ 英国発でネイティブレベルの英語力を活かせる
⇒ ロバート・ウォルターズ
